離婚して幸せになれる人とそうでない人がいます。
幸せになる人には、ストレスから解放された、経済的な不安がない、相手に対する未練がない、自分で離婚を決意した、離婚時に有利な条件を取り決めたなどの特徴があります。
離婚後に幸せを勝ち取るには綿密に準備を行い有利な条件を取り決めましょう。
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離婚後幸せになる人の特徴
離婚によって幸せになる人とそうでない人がいます。
どういったタイプであれば幸せになれるのか、まずは幸せになる人の特徴を見てみましょう。
心身のストレスから解放された
離婚により、心身のストレスから解放される幸福感は大きいものです。
婚姻時に相手から抑圧されていた人は、離婚すると自由になれて幸せを感じられるケースが多々あります。
たとえば相手から暴力やモラハラを受けていた人、相手にずっと遠慮していた人などは、離婚するとストレスから解放されるでしょう。
相手に対する嫌悪感が強い方も、離婚後相手と離れられて幸せを感じられるケースがよくあります。
経済的な不安がない
経済的な問題も大きく影響します。
離婚して精神的に楽になったとしても、経済的に苦しい状況では幸せを感じにくいためです。
たとえば子どもを抱えてシングルマザーになると、低所得で経済的に苦しむ方が多数います。
もちろんお金がすべてではありませんが、ある程度の資産がある方や収入を得られる方は幸せになりやすいといえるでしょう。
相手に未練がない
離婚時、相手に未練を残していると幸せは感じにくいものです。
相手に対する気持ちは完全に断ち切り、前向きに進んでいける方は幸せになりやすいでしょう。
自立して人生を切り開ける
精神的にも経済的にもあらゆる意味で「自立」している方は、離婚後、幸せをつかみやすい傾向があります。
「自分でした決断だから結果も自分で受け入れる」「きっとうまくいくに違いない」と信じて前向きに進んでいけるからです。
仕事や恋愛などでチャンスをつかみやすく、離婚後の新たな人生も切り開きやすいタイプです。
周囲に理解がある、周囲を気にしない
離婚後の幸せには周囲との関係も影響します。
実家や友人、ママ友などの周囲が理解を示してくれると、本人も離婚を前向きにとらえやすく、堂々と振る舞いやすいでしょう。
一方、周囲があれこれいう場合でも本人が気にしないタイプであれば幸せを感じやすいものです。
離婚時に納得できる条件を取り決めた
離婚後に幸せになるには、離婚条件も重要です。
親権を獲得できた、十分な財産分与を受けられた、家を確保できたなど、納得できる条件を取り決められたら、後悔なく前に進んでいきやすくなります。
離婚後幸せになれない人の特徴
反対に離婚後幸せになれない人にはどのような特徴があるのか、みてみましょう。
孤独感が強い
離婚すると、配偶者も子どももいなくなって1人になってしまうケースもあります。
相手に未練がある方や「離婚によって家族を失った」という感覚が強く、孤独感や被害者意識をもってしまう方は、幸せにはなりにくいでしょう。
周囲を気にする
離婚すると、程度の差はあれ周囲から何かしら噂されたりとやかくいわれたりするものです。
周囲から直接言われなくても「きっと偏見を持たれるに違いない」と思い込んで後ろ向きになってしまう人もいます。
周囲を気にする方は、離婚後幸せになりにくい傾向があります。
経済的に困難になる
離婚後、経済的に困難な状況になってしまったら「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまう方が多数です。
思ったように仕事が見つからない、子どもを引き取ったのに習い事や部活などを十分にさせてあげられない、私立の学校に入れられないなどの悩みを抱えてしまうのです。
収入の少ない方が離婚するなら、経済的な不安を抱かないため、十分な財産分与を受ける、子の将来を見据えて養育費を決めることが大切です。
不利な条件で離婚してしまう
不利な条件で離婚すると、後悔する可能性が高くなります。
不本意に親権を譲ってしまった、本来受けられるはずの財産分与を受けられなかった、相手が不倫しているのに慰謝料をもらえなかった場合などです。
離婚後に幸せを掴むための3つのポイント
離婚後に幸せを掴むためのポイントは以下の3つです。
綿密な準備
離婚したいと思っても、いきなり切り出すのは得策ではありません。
しっかり「準備」を行いましょう。
- 離婚後の生活に関する計画を立てる
- 財産分与や慰謝料の資料を集める
- 親権を希望する場合、親権者として適切である資料を集める、相手と別居するときに子どもと離れない
- 希望する離婚条件を検討する
上記のような準備をした上で相手と話し合い、納得できる離婚条件を取り決められれば離婚後の幸せが近づきます。
収入や資産を確保する
離婚後、経済的に困難な状況になってしまったら幸せは遠のきます。
特に婚姻中に仕事をしていない方やパートなどで収入の低い方は、離婚後に収入を確保する方法を検討しましょう。
相手からしっかり財産分与を受けることも重要です。預貯金や保険などはもちろん、持ち家のある方は家を譲り受けると大きなメリットを得られます。居住場所が確保されて子どもの学校も変わらなくてよいからです。
ただし住宅ローン返済中の場合には離婚後のローン負担の問題などもあるので、迷ったら弁護士へ相談してください。
有利な条件で離婚する
離婚後に幸せになるには、納得できる有利な条件で離婚することが極めて重要です。
たとえば親権を希望しているのに相手に奪われたら、それだけで幸せは遠のくでしょう。
相手が不倫しているのに慰謝料を受け取れなかったら後々悔しい思いにさいなまれるかもしれません。
離婚後に後悔しないため、相手と粘り強く交渉して好条件で離婚を実現すべきです。
約束ごとが果たされるように、離婚の合意書を公正証書にしておくことも重要です。
公正証書を作成すると、手間や費用がかかりますが、離婚後に幸せを勝ち取るためには必要なコストと考えましょう。
迷ったときには弁護士が交渉や公正証書作成のサポートを行います。
有利な条件で離婚するためのコツ
有利な条件で離婚するには、離婚についての知識が必要です。
財産分与や慰謝料についての法的な考え方を知っていれば、知らずしらずの間に不利益な条件を設定してしまって損をするリスクを防げます。
養育費や年金分割、公正証書などについての知識も必須です。
ご自身で調べきれない場合には、弁護士に相談しましょう。
弁護士であれば、状況に応じてもっとも有利と考えられる離婚条件の提案もできます。
相手が応じない場合には弁護士に代理人を依頼して交渉できますし、調停や訴訟の手続きも任せられるので安心です。
まとめ
離婚後に幸せになるには、離婚という結果を受け入れ自分で人生を切り開く覚悟を持ち、しっかり準備を行って有利な離婚条件を設定することが重要です。
弁護士に相談すれば、望ましい離婚条件の定め方や準備方法を確認できますし、気持ちも楽になるものです。
離婚して幸せになれるかどうか心配な方、オーセンスの弁護士が親身になって幸せを実現するお手伝いをいたします。まずはお気軽にご相談ください。
Authense法律事務所の弁護士が、お役に立てること
・離婚後に精神的にも、経済的にも安定した生活を送るためには、離婚を切り出す前に、どのような準備をすればよいかアドバイス致します。
・法的に不利な条件で離婚とならないように、法的にはどのような条件が妥当か検討したうえで、少しでもよい条件で離婚ができるよう粘り強く相手と交渉致します。
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