危篤の姉の存命中に相続財産を整理し、相続に備えたい。
- ご相談者Aさん
- 年齢:70代
- 性別:男性
- 続柄:長男
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ご相談までの経緯・背景
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Aさん(70代)の姉Bさん(80代)が危篤状態にありました。
Bさんは未婚であったため、夫や子どもなどの法定相続人がいませんでした。
そのため、弟であるAさんら兄弟が相続をすることになるのですが、Aさんは、もうしばらく他の兄弟たちとは音信不通で、それぞれの存命すら分かりませんでした。
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相続は、被相続人が死亡してからその効果が発生します。そのため、被相続人の死亡前に遺産相続として不動産所有権の移転や預貯金の分割を行うことはできません。もっとも、戸籍の収集や相続人の確定など、相続の準備をすることはできます。
Aさんは、今後のことも考え、Bさんが存命のうちに出来ることはないか当法律事務所に相談にいらっしゃいました。
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解決までの流れ
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弁護士は、まず音信不通の兄弟の生存を確認するため、兄弟の戸籍の交付を請求し戸籍調査を行いました。
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結果・解決ポイント
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調査の結果、音信不通であった兄弟全員の存命が明らかになったため、それらをふまえ相続関係図の作成を行いました。
また、相続財産の調査と遺産目録の作成も行い、今後の相続を円滑に行うための準備を整えました。
弁護士によるサポートにより、Aさんは必要な手続きを整えることができ、相続の不安を安心に変えることが出来ました。
担当弁護士
早稲田大学 卒業(3年次卒業)、慶應義塾大学大学院法務研究科 修了。個人法務から法人法務まで幅広い案件を手がける。
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