他県にある不動産の登記変更と円滑な遺産分割を行いたい。
- ご相談者Aさん
- 年齢:50代
- 性別:男性
- 続柄:次男
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ご相談までの経緯・背景
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母(80代)が亡くなり、後を追うように父(80代)が亡くなりました。
父は個人名義でX県に土地を持っており、また、父母名義の預貯金もありました。
Aさん(次男・50代)とBさん(長男・60代)は両親の遺産をあわせて整理したいと考え、当法律事務所に相談にいらっしゃいました。
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現在、Y県に在住のBさんは家族のルーツがあるX県に移住を考えていました。そのため、Bさんは父名義の土地を相続することを望んでおり、これについてAさんは、都道府県をまたいだ複雑な登記変更などについて、弁護士にお願いしたいと考えていました。
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解決までの流れ
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不動産の名義変更の手続きは相続登記といわれています。他の相続手続きに比べ、格段に難しいものです。必要な書類も多岐にわたり、相続登記申請書類一式や登録免許税、固定資産税の評価証明書、遺産分割協議といった様々な資料を提出しなければなりません。そのためには戸籍なども必要になります。
弁護士は、これら複数の都道府県の関係機関から必要書類を集めることとから始めました。そして、評価額や登録免許税などの計算などについても短期間で終了させ、不動産の名義変更手続きを行いました。
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結果・解決ポイント
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弁護士は、遺産分割協議書を作成し、不動産登記の変更手続きを行いました。また、その他の財産については別の協議で決定することを明記した書類の作成を行いました。
これにより、AさんとBさんは、円滑な遺産相続を行うことができました。
担当弁護士
早稲田大学 卒業(3年次卒業)、慶應義塾大学大学院法務研究科 修了。個人法務から法人法務まで幅広い案件を手がける。
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