相続に関する知識がないが、遺産分割を円滑に進めたい。
- ご相談者Aさん
- 年齢:40代
- 性別:男性
- 続柄:養子
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ご相談までの経緯・背景
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養母(80代)が亡くなり、養父とAさんも含めた3人の養子が相続人として養母の財産を相続することになりました。養母が残した財産はすでに確認することができていたので、Aさんらは、その後の具体的な遺産分割手続を進めようと考えていました。しかし、遺産分割手続の具体的な流れについて知らなかったAさんは、遺産分割を円滑にすすめるためにはどうすればいいのか、相談にいらっしゃいました。
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遺産分割のために亡くなった方の口座から預貯金を引き出すためには、金融機関に対して、自分が相続人であることを証明できる書類を提出しなければなりません。そこで、Aさんらは、円滑な遺産分割を行うために、養父母と自分らの戸籍収集を依頼することにしました。
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解決までの流れ
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弁護士は、Aさんらが円滑に遺産分割を行えるよう、相続関係説明図を作成することにしました。相続関係説明図を作成するためには、亡くなった方の出生から死亡までの連続した戸籍謄本などを揃える必要があります。また、相続人全員の戸籍謄本も必要となります。
そこで、弁護士は、各区町村役場に依頼して、相続人確定のために必要な戸籍を全て取り寄せることにしました。Aさんらは、父母と養子縁組をしていたため、通常より多くの戸籍謄本を揃える必要がありました。
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結果・解決ポイント
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戸籍収集を終え、相続人がAさんも含め4人であることを確認した弁護士は、相続関係図などの書類一式を作成しました。これによって、Aさんはその後の遺産分割を効率よく行うことができ、2ヶ月ほどで解決しました。
担当弁護士
早稲田大学 卒業(3年次卒業)、慶應義塾大学大学院法務研究科 修了。個人法務から法人法務まで幅広い案件を手がける。
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