別居5年。子どもの親権を主張する夫と離婚調停。
- ご相談者
- 年齢:40代
- 性別:女性
- 職業:パート
- 婚姻期間:20年以上
- 子ども:あり
ご相談までの経緯・背景
Aさんは、夫からのモラハラに悩んでいました。また、子育てをしながら、義理の両親の介護もしなくてはならい生活が続き、Aさんはついに精神疾患を患ってしまいました。
肉体的にも精神的にも限界だったAさんは、これ以上、夫婦生活を続けられないと悟り、子どもを連れて家を出ました。
Aさんは、自分で離婚調停を申し立てました。
調停では、離婚、子どもの親権、婚姻費用の分担について話し合われました。
しかし、子どもの監護養育と婚姻費用の分担については合意に至ったものの、Aさんが最も希望した離婚の成立までには至らず、当分の間、別居することで調停は終了しました。
その後、別居が5年ほど続きましたが、Aさんと夫との夫婦関係が改善することはありませんでした。
解決までの流れ
Aさんは、夫との離婚を望んでご相談にいらっしゃいました。
Aさんは、離婚調停を経ることなく、離婚を成立させたいと考えていましたが、夫は、「離婚には合意しない」と主張し、さらに離婚条件として、子どもの親権を主張しました。
弁護士は、離婚調停を申し立て、離婚交渉だけでなく、子どもの成長にともなった養育費の見直しについても主張しました。
結果・解決ポイント
調停の結果、Aさんは夫との離婚が成立し、子どもの親権を得ることができました。また、子どもが20歳になるまで、夫が養育費にを支払う旨の合意を得ることもできました。
担当弁護士
中央大学法学部法律学科卒業、中央大学法科大学院法務研究科修了。企業法務に注力し、IT企業や飲食業、保育事業、全国展開の大手小売業など、幅広い業種で顧問弁護士や契約実務担当者としての経験を有する。 離婚問題や不動産といった案件についても多数の解決実績があり、訴訟対応の経験も豊富。事業成長を長期的な視点で捉え、紛争リスクを最小限に抑える法務サービスを提供する。
<メディア関係者の方>取材等に関するお問い合わせはこちら
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