入籍直後に夫の浮気が発覚、浮気相手に慰謝料請求。
- ご相談者
- 年齢:30代
- 性別:女性
- 職業:会社員
- 婚姻期間:4ヶ月
ご相談までの経緯・背景
Aさんは、夫と入籍したばかりで、挙式を4ヶ月後に控えていましたが、夫が浮気していることをうかがわせる内容のメールを見つけてしまいました。
Aさんが夫を問い詰めると、夫は入籍前から女性Bと交際しており、入籍後の現在も交際を続けていることを認めました。
解決までの流れ
夫婦関係を続けることが困難であると考えたAさんは、離婚を決意し、ご相談にいらっしゃいました。
担当弁護士が、夫のメールやSNSの内容を確認すると、証拠となりうるものが多数見つかったことから、浮気相手Bに対して慰謝料の請求を行うことにしました。
しかし、Aさんは夫の浮気相手Bがどのような人物かわからず、夫も「もう別れたから連絡先は知らない」とシラを切っており、名前と電話番号しか聞き出すことができませんでした。
相手方との連絡に必要な住所その他の情報が不明では、慰謝料請求の交渉を進めることは困難となります。そこで、担当弁護士は相手方を特定するため、電話番号をもとに弁護士会照会を申し出ることにしました。
そして、携帯電話会社からの照会結果を確認後、相手方の住所宛てに内容証明郵便を送付しました。浮気相手Bは深く反省しており、慰謝料を払う意思があると回答しました。
結果・解決ポイント
担当弁護士は、相手方との交渉を有利に進め、慰謝料300万円で示談が成立しました。その後、Aさんは夫と離婚し、新たな生活を始めたそうです。
相手方の住所が不明の場合など、当事者自身では決着が付けにくい事件であっても、上記のように弁護士が交渉することで、迅速に解決することができるのです。
担当弁護士
Authense法律事務所記事監修チーム
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