離婚に同意したはずの前妻から離婚無効の訴え。離婚調停へ。
- ご相談者
- 年齢:30代
- 性別:男性
- 職業:会社員
- 子ども:あり
ご相談までの経緯・背景
Aさんは、海外在留中に外国籍のBと結婚しました。
子どもも授かり幸せに暮らしていましたが、妻Bとは離婚することを合意し、Aさんは一人で帰国しました。
日本へ帰国したAさんは、妻Bが海外に滞在していたこともあり、一人で離婚届を作成し、役所に提出しました。
その後、Aさんは再婚し、新しい家庭を築いていました。
しかしある日、Aさんは前妻Bから調停を申し立てられ、離婚の無効と精神的苦痛に対する慰謝料、子どもの養育費を請求されてしまいました。
解決までの流れ
前妻Bから調停の申し立てを受け、Aさんは対応に困りご相談にいらっしゃいました。
Aさんは、新しい家族との生活もあるため、出来る限り円満に解決したいと希望していました。
前妻Bの代理人からは、子どもの養育費の支払いを求める主張があったため、弁護士は、調停において双方が納得いくような合意を目指しました。
結果・解決ポイント
調停の結果、Aさんと前妻Bとの子どもが成人するまで、養育費として一人当たり月額1万円を支払うこと、及び解決金として100万円を支払うこと、離婚の効力について今後争わないとする合意がなされ、調停が成立しました。
担当弁護士
中央大学法学部法律学科卒業、中央大学法科大学院修了。主な裁判経験として、MBOに関する取締役の責任を追及し、初めて東京高裁の見解が示された事案や、複数メディアによって報道された裁判員裁判事件などを有している。ベンチャー企業の上場前の資金調達や法務支援も多数経験。顧問先経営者からは、法務のみならず経営全般のアドバイスを求められることも多い。
<メディア関係者の方>取材等に関するお問い合わせはこちら
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