裏切った夫、不倫相手に慰謝料請求。
- ご相談者
- 年齢:30代
- 性別:女性
- 職業:専業主婦
- 婚姻期間:10年以上
- 子ども:あり
ご相談までの経緯・背景
Aさんは、夫の帰宅時間が遅くなり、不定期に外出を繰り返すようになったことを不審に思っていたところ、夫のかばんの中に女性用のアクセサリーを見つけました。
Aさんが問い詰めたところ、夫は職場の同僚Bと不倫していることを認めました。
Aさんは不倫相手Bと別れてもらいたいと、自分で慰謝料の調停を申し立てました。
結果として調停は不成立でしたが、これを機に不倫相手Bと別れてくれるだろうと期待していました。
それから数か月後、夫は仕事を理由に家族と離れ、以前住んでいたマンションで生活するようになりました。
ひさしぶりに夫が帰宅した日、Aさんは夫のかばんから見覚えのない携帯電話と女性用のアクセサリーを見つけました。
Aさんは、夫が不倫相手Bと不貞関係(浮気・不倫)を続けていたことを知り、深く傷つきました。
ついには心療内科にかかるようなり、仕事を退職せざるを得なくなるまで追い詰められ、経済的にも大きな損害を被りました。
解決までの流れ
Aさんは離婚をすることを決心し、また不倫相手Bへ慰謝料を請求したいとご相談にいらっしゃいました。
Aさんは、不倫相手Bへの慰謝料の請求を望んでいましたが、夫と別居状態にあったことで、夫婦関係の破錠の原因がAさんにあると裁判で勘違いされるのではと心配されていました。
しかし、Aさんが過去に申し立てた調停の記録や、不貞関係(浮気・不倫)を証明する携帯電話の通知履歴などがあったため、夫婦関係の破錠の原因は不倫相手Bにあることは明白でした。
結果・解決ポイント
弁護士の交渉により、不倫相手BがAさんに200万円を支払うことで、和解が成立しました。
担当弁護士
京都大学総合人間学部卒業、立教大学大学院法務研究科修了。一般民事(主に離婚事件)に関する解決実績を数多く有する。また、企業法務についても幅広い業務実績を持つ。
<メディア関係者の方>取材等に関するお問い合わせはこちら
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