過去に交際していた不倫相手の妻から慰謝料請求。
- ご相談者
- 年齢:30代
- 性別:女性
- 職業:会社員
- 子ども:なし
ご相談までの経緯・背景
Aさんは、過去に職場の既婚男性Bと不倫をしていました。現在、不倫関係は終わっているものの、過去のこの行為が不倫相手Bの妻Cに知られてしまい、「夫と同じ職場に居てほしくないからすぐに退職してほしい」と要求されてしまいました。
解決までの流れ
Aさんは、深く反省をしており、Cに謝罪の気持ちを示したいと思っていましたが、要求された「すぐの退職」は難しいため時期を調整していました。
しかし、CはAさんに対しどんどん怒りを募らせていき、やがて、Cから感情的な内容のメールが届くようになり、Aさんは精神的に追い込まれていきました。
Aさんは、感情的な対応に振り回され、今後どうしてよいかわからなくなり、ご相談にいらっしゃいました。
Cは、Aさんの不貞行為(不倫・浮気)に対して、損害賠償を請求してきました。
そこで、弁護士はAさんが退職することに加え、慰謝料を支払い、不倫相手Bに対する求償権の放棄を内容とする示談を提案しました。
示談の内容については、Aさんの認識とCが主張する内容に違いがあり、文言の修正や削除など細かな表現に至るまで、粘り強く交渉が続けられました。
結果・解決ポイント
交渉の結果、Aさんの退職と慰謝料支払い等を内容とする示談が成立しました。示談内容には、Aさんの要望どおり、口外禁止条項や違約金条項を盛り込むことができました。
今回のように、感情的になりがちな相手方との交渉を弁護士に委任することで、精神的なストレスから開放され、日常生活への影響も最小限に留められ、交渉がスムーズに行くことがあります。
お困りの際には決して一人で悩まず、ぜひ弁護士にご相談にいらしてください。
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