10年以上も関係を続けている夫の不倫相手に慰謝料請求。
- ご相談者
- 年齢:40代
- 性別:女性
- 婚姻期間:10年以上
- 子ども:あり
ご相談までの経緯・背景
Aさんの夫は、10年以上にもわたって、会社の部下である女性Bと不貞関係(不倫・浮気)を続けていました。
Aさんは、夫に離婚を申し出ましたが、夫が離婚を頑なに拒んだため、「次に浮気をしたら離婚」という条件で、よりを戻すことにしました。しかし、夫と浮気相手Bは、その後も関係を続けていました。
Aさんは夫の浮気相手Bの名前や住所等は知っていたのですが、顔が分からず、恐怖すら感じていました。
解決までの流れ
Aさんは、浮気相手Bにちゃんと責任をとってもらえるのか、今後どのようにしたらよいのか、弁護士のアドバイスをもらうために、ご相談にいらっしゃいました。
Aさんは、浮気相手Bから不貞関係(不倫・浮気)を続けていたことに対する慰謝料を支払ってもらいたいと考えていました。また、今後一切、夫とは会わないでほしいとも思っていました。
弁護士は、Bに対して慰謝料を求めるとともに、今後一切、Aさんの夫と接触することがないよう勤務先の退職を求めることにしました。
これに対して、相手方代理人は、Bの不貞行為(不倫・浮気)を認め、慰謝料の支払いに応じると述べる一方で、慰謝料の減額を求め、また勤務先を退職する気はないと反論してきました。
弁護士は、再度相手方の代理人に対して、10年以上も不貞関係(不倫・浮気)を続けていたことは悪質であり、慰謝料として180万円を求めると主張しました。
結果・解決ポイント
交渉の結果、浮気相手Bから慰謝料として180万円をAさんに支払うことで和解が成立しました。また、Bの顔写真を提供してもらい、Aさんの恐怖感をできる限り払拭することにしました。
これにより、Aさんは夫との復縁に向けて、安心して準備を始めることができると仰っていました。
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