2021年4月入所。
2021年3月に東洋大学 社会学部を卒業後、Authenseに入所。
現在は、Service & Paralegal部門のパラリーガルとして、不動産法務に関する案件を担当。
法律事務所にエントリーしようと思ったきっかけは何ですか?
大学時代に弁護士に会ったことがきっかけです。大学では、ゼミの卒業論文で「女性の貧困問題」を取扱っており、大学3年生のころ、研究のために民間シェルターへ訪問しました。その時に初めて弁護士に会い、当時私は“弁護士=堅苦しい”というイメージがありましたが、直接会ったときは、その働く姿を見て、とてもかっこいいと思いました。その後すぐに弁護士について色々調べるうちに、“パラリーガル”という職業があることを知りました。そして他に、私自身が法廷ドラマを見ることが大好きで、ドラマでかっこいいと思っていた人が実は弁護士ではなく、そのパラリーガルだったことに後で気づき、より一層パラリーガルに強いあこがれを持ったことがきっかけです。
法廷ドラマではパラリーガルが活躍している様子を描いているものもありますよね!
それから数ある法律事務所の中でAuthenseに入所した理由は何ですか?
パラリーガルへのあこがれから、法律事務所を中心に就職活動をしていました。ただ私の場合は、法律事務所を手当たり次第にエントリーするのではなく、いくつかに絞りながらエントリーしていました。自分の性格上、「事務所の勢いや熱意を感じられる」と思ったところではないとやる気が出ないため、そういった理念や特徴のある法律事務所に絞りながら選考に挑もうと考えていたんです。Authenseは当時、スタッフの新卒採用を行っておらず、中途採用のみではありましたが、「“日本を代表する法律事務所を創りたい”という熱意があったこと」、自分が負けず嫌いな性格であるため、「常に上を目指し、成長できる環境」があること、採用ホームページの内容から「活気がある」と感じ、中途採用の求人票から応募し、入所を決意しました。
中山さんは法学部出身ではないですが、Authenseの新卒研修はどうでしたか。
入所前までは他の同期と比べ、私は社会学部出身のため、知識量の差から研修で差が出ると思っていました。そのため、入所してからは必死に研修を受けていました…。Authenseという法律事務所の理解やパラリーガルとしての業務知識の習得に関する研修、他には社会人としてのビジネスマナーやビジネスマインド、PCスキルアップの研修もあって研修は充実しており、ひたすら学びながら過ごしていました。そのせいか“法学部出身ではないから差がつく”ということは忘れていましたね(笑)。法学部出身の同期に、「法学部出身から見て研修はどうだった?」と聞いたところ、大学で学んだことと実業務ではまた違うようで、私と同じように「研修で必死に学んでいた」と聞き、出身学部は関係ないようでした。Authenseの研修が充実していたからこそ、出身学部を変に意識することなく、同期同士切磋琢磨しながら、知識やスキルを身に付けることができたと思います。
色々な研修内容の中で、印象に残っていることはありますか。
週1回のパラリーガル研修は、役に立ちました。私たちのときは、入所後に3ヶ月程度の導入研修を行った後、チューターによる研修期間に移りました。同期も含め、希望していたパラリーガル部門へ仮配属され、実際にパラリーガル業務をチューターの先輩から学びながら過ごしていました。チューターから教わるとはいえ、チューターである先輩も業務をしながら、私たちに教えているので、どうしても業務が忙しくなり、その様子から先輩に確認や質問することを躊躇していました。そんなときに週1回、パラリーガル経験のあるベテランの先輩からパラリーガル業務に関する研修を行っていただき、そこで同期とともに業務での疑問や不安を伝え、ベテランの先輩が解決してくださったので、パラリーガル研修が心の支えとなっていました!
また、お客様相談室での電話研修は本当にやってよかったと感じています。とにかく電話が怖くなくなりましたし、言葉遣いや電話での受け答えも上達したため、コミュニケーション能力が高まったと感じています。
他には、他部署の先輩所員と交流できる座談会があり、「この部署ではこの人たちがこういう仕事をしているんだ」とAuthenseへの理解が深まりました。それぞれの方がプロフェッショナルですごい方ばかりだったので、当時はいつも家族に自慢ばかりしていましたね(笑)
研修内容には物足りなさや不満はなかったのですが、強いて言えば、PCが苦手で、PC研修では苦戦していたので、PCスキルは早めに身に付けておいたほうが良かったと思います。
実際にAuthenseに入所して、ギャップはありましたか?
所員の皆さんが良い人たちばかりという、良い意味でのギャップが大きいですね(笑)。弁護士も大学当時のイメージから変わり、「こんなにも話しやすい方ばかりなんだ!」と驚きました。入所当時は弁護士に話しかける際は緊張しましたが、今では自分から業務で分からないことを聞きに行くなど、お互いにAuthenseで働く仲間として気軽に話せる間柄になってきたと感じています!
他には、2021年に六本木オフィスが東京ミッドタウン・タワーに移転し、新しく、きれいでおしゃれな職場になったことも嬉しいギャップですね(笑)。
中山さんは、普段どのような仕事をされているのですか。
担当している建物明渡訴訟に関する案件は新件が多いため、出勤したらまずは1日のスケジュールやメールの確認を行い、新件処理するところからスタートします。午前中には提訴提起の申立処理や裁判所に提出する書面の作成を行い、午後には、弁護士が作成した書類の確認、郵便物の発送対応を行っています。裁判所の受付時間が午後5時までなので、それまでには裁判所への対応や、提出する書類の確認を終わらせるように頑張っています!
仕事でやりがいを感じるときはどのようなときですか。
私の場合、仕事に対し楽しさややりがいを感じる反面つらいと思うこともあります。
パラリーガル業務は専門的なことを行うため分からないことに直面することや、業務のルーティンはあるものの案件ごとに対応が異なるため、どうしてもつらいと感じます。ですが、業務をこなすたびにそれがひとつひとつ自分の学びになっていて、階段を上っていくようなイメージで日々成長している実感があり、やりがいを感じます。
また、私が担当している建物明渡訴訟に関する案件は、スピードワークであるため、早く正確に行わなければなりません。仮配属された当初はそのスピード感に慣れず、失敗もありましたが、今は一人前としてだんだんと早く、正確に対応できるようになりました。
また今では普段の業務も行いつつ、自分の業務の見直しや整理をする時間も持つことができるようになりました。さらにクライアントの窓口担当も任せてもらえるなど、入所時からの成長を感じられ、「次に自分は何ができるようになりたいか」と楽しみながら仕事をすることができています。
だいぶ成長したと感じたのですね!
一緒に働いているパラリーガルの皆さんについて、教えてください。
パラリーガルは“ユニット”と呼ばれるチーム体制で働いています。自分が所属するユニットも含めて、優しく温かい方々ばかりで、“お姉さん”、“お兄さん”といった家族のような感じですね。普段から気にかけていただいていて、例えば、仕事で躓いて悩んでいたときに声に出していないにもかかわらず、「どこがわからないの?」と声かけていただいたりと、とても面倒見がよい先輩ばかりです。
また、パラリーガルとしてのプロ意識がすごいと感じています。分からないことがあって確認したときに、自分が理解するまで教えていただけたり、さらに深いところを教えていただけたりと、ユニットの皆さんの知識やスキルが高く、「自分もこうなりたい!」と憧れる存在です!
実際にAuthenseで働いてみて、どのようなところにAuthenseの魅力を感じますか。
先ほども話した通り、「プロ意識があり、できる人が多い」と思います。他の企業に就職した友人から「全然仕事ができない先輩がいる」という話を聞いたことがあります。Authenseでは“仕事のできない人”を見たことがないです。常に上を目指している方が多いため、私はレベルの高い環境にいるんだなと感じ、就職活動の軸としていた“常に上を目指し、成長できる環境”が本当にあると改めて思いました。そのため、自分も常に上に向かって突き進むしかないと思いますね!
中山さんの今後の展望や想いについて教えてください。
パラリーガルとしては、まず今自分が担当している建物明渡訴訟に関する案件のプロを目指したいです。その後は個人法務分野にも挑戦してみたいと思っています。
またパラリーガル以外の他部署も経験してみたいとも思っています。特に新卒研修でクオリティマネジメント室の方々から研修を受けて、一般企業でいう“監査”のように、サービスのクオリティを保証する仕事を行っており、常に正確に最良のサービスがご依頼者様に届くよう対応されている話を聞きました。その内容や話している姿からかっこいいと感じ、憧れがあるため、他部署であればクオリティマネジメント室に挑戦してみたいです!
中山さんのように新卒として、これからAuthenseにご応募いただく方に対し、何かメッセージがあればお願いいたします。
就職活動は悔いのないように頑張ってほしいと思います。社会人一年目の職場環境は本当に大事だと思いますので、とにかく妥協はしないことが一番ですね!
Authenseには常に成長できる環境がありますので、「常に成長し続けたい」と成長意欲溢れる方は是非応募してほしいです!