Authense法律事務所(東京都 港区)は、当事務所の弁護士 西尾 公伸が、FIFA Football Agent Licenseを取得しましたことをお知らせいたします。これにより、2023年10月1日より適用される「FIFA Football Agent Regulations」(FFAR)において、サッカー選手における、世界中の移籍に関するエージェント業務を行うことが可能になります。
これからもプロアスリートの人生に寄り添い、リーガルサポートやQOL(※Quality of Life:生活の質・人生の質)向上のサポートなどを通じ、より豊かなスポーツ文化が世界に根付くよう精進してまいります。
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https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000112.000016206.html
2015年、FIFAは代理人制度を廃止し、日本でもサッカー協会への登録を行えば、ライセンスを所有せずとも仲介業務を行うことができるようになりました。依頼できる仲介人の幅が広がった一方で、選手によっては適切な知識を有しない仲介人と契約したことで移籍交渉等に関するトラブルに巻き込まれるケースも散見されるようになりました。そのような状況に鑑み、FIFAは2023年1月に、選手エージェント業務に関する新しい規則「FIFA Football Agent Regulations」(FFAR)を導入することを発表。これにより、各国協会の登録制は廃止となり、2023年10月1日以降、エージェント業務を行うには、今後FIFAが実施する試験に合格し、ライセンスを取得することが必須となります。FFARは、新規参入者だけでなく、これまで活動していた選手仲介人にも適用されます。現在のライセンス取得者は世界で1,962人と発表されています。
今回、FIFA Football Agent Licenseを取得した当事務所の弁護士 西尾 公伸は、自身もXリーグ(日本社会人アメリカンフットボールリーグ)の主力選手として活躍した経歴を有し、スポーツ団体の内部事情にも精通している強みを活かし、スポーツ選手の法的問題に対するアドバイスや支援にも力を入れております。
契約や移籍交渉の際には、さまざまな法律問題に直面することがあります。
当事務所はこれからも、専門性と倫理性の向上に努め、プロアスリートが抱える各種課題を解決し、より豊かな人生を歩むことができるようサポートしてまいります。
弁護士統括 西尾 公伸
https://www.authense.jp/lawyers/lawyer_nishio/
第二東京弁護士会所属。中央大学法学部法律学科卒業、大阪市立大学法科大学院修了。
ベンチャーファイナンスを中心とした企業法務に注力し、当時まだ一般的な手法ではなかった種類株式による大型資金調達に関与。新たなプラットフォーム型ビジネスの立ち上げ段階からの参画や、資金決済法関連のスキーム構築の実績も有する。ベンチャー企業の成長に必要なフローを網羅し、サービスローンチから資金調達、上場までの流れをトータルにサポートする。
芸能・インフルエンサーといったエンタメ関連を含む企業法務の経験に加え、自身もXリーグ(日本社会人アメリカンフットボールリーグ)の主力選手として活躍した経歴があり、リスクコントロールやブランド管理だけでなく、スポーツ団体の内部事情にも精通している。弁護士として訴訟対応の経験も豊富で、様々な紛争問題を解決へと導いた実績を持つ。
Authense法律事務所においては、横浜オフィス支店長を経て、2016年7月より弁護士統括に就任。所属弁護士を統括するマネジメント手腕を発揮する傍ら、ボードメンバーとして事務所経営にも参画。
顧問弁護士として企業を守るのみならず、IT/ICTといったベンチャービジネスの分野における新たな価値の創造を目指すパートナーとして、そして事業の成長を共に推進するプレイヤーとして、現場目線の戦略的な法務サービスを提供している。