デリバティブ
金融の自由化・国際化の進展を背景にデリバティブを対象とした各種取引は、国内外市場において質・量両面にわたり飛躍的な成長を遂げています。
デリバティブ取引は、事業会社や金融機関等にとって企業のリスク・ヘッジおよび財務リスク・マネジメントの観点から、ビジネスにおいて必要不可欠な基本ツールの一つといえます。最近では、企業の信用リスクや天候リスク、地震リスクまでもが、新種のデリバティブとして取引されています。
特に、店頭デリバティブ取引の取引形態では、当事者間の契約そのものが問題になるため、契約書の内容自体が極めて重要となり、弁護士がどれだけ取引の内容を理解しつつ、ISDA契約書等のドキュメンテーションに精通しているかが問われることになります。
当事務所では、最新のデリバティブ取引実務にも精通した弁護士のもと、依頼者の属性や多様なニーズに応じて、案件ごとのISDA契約書等のカスタマイズ作業や契約交渉についてはもちろん、貸株取引、レポ取引、及び金利・通貨・コモディティ・クレジットリンク債、カバード・ワラント、リパッケージ債などのストラクチャード等各種デリバティブ取引に関し、クライアント企業にアドバイスを提供しています。