道交法違反や交通犯罪の概要と弁護活動についてご紹介します。
交通事故の加害者となってしまった場合、故意に起こした事故でなくても、刑事責任を問われる可能性もあります。
一刻も早く弁護士にご相談ください。
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飲酒運転
酒酔い運転とは、「アルコールの影響により、正常に運転できないおそれがある状態」で運転することをいいます。
飲酒運転で事故を起こしてしまった場合でも、悪質なケースでなければ実刑判決を免れることも多くあります。
特に、裁判となってしまった場合には、被告人の反省や再犯防止策を具体的に主張していく必要があります。そのためには、刑事手続に精通した弁護士によるサポートが重要です。 -
無免許運転
無免許運転とは、運転免許を受けていない人が自動車等を運転することをいい、道路交通法で禁止されています。
運無免許運転の違反点数は25点で、交通違反の前歴がなくとも、取得している運転免許は取消処分(いわゆる一発免取)となります。
送業や営業職の方、また通勤や子どもの送迎に自動車を使う方など日常的に自動車を運転する必要のある人が、このことを知らないまま運転してしまうと、生活に大きな支障が出てしまいますので、注意が必要です。 -
危険運転
危険運転とは、アルコールや薬物などで正常な判断ができない状態での運転や、運転者が制御できない高速度での運転、「あおり運転」など、他の車両の運転を妨害する行為などを言います。
危険運転致死傷罪に該当する行為で事故を起こしてしまった場合、逮捕される可能性が非常に高いです。
ご自身やご家族が危険運転で逮捕・勾留された場合、刑事手続きに精通した弁護士の迅速なサポートが重要となります。 -
ひき逃げ
ひき逃げとは、交通事故を起こして他人を死傷させた際に、救護活動など必要な措置を講ずることなく逃走する行為です。
ひき逃げはその悪質性から逮捕や厳しい実刑の可能性が高くなるといえます。
そのため、示談をすることで反省の態度を示し、量刑において有利な判断を得ることが重要です。