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本年もよろしくお願いいたします。
例年であれば、年が明けて、1年の抱負を考えたり、それを宣言して自分を追い込んでみたり、といった過ごし方をする時期なのですが、今年は、年始早々、不安感でいっぱいです。
緊急事態宣言という言葉をまた聞くことになるとは。
感染拡大の早期収束を祈りながらの毎日です。
そんな中、私事なのですが、3月に引っ越しをすることになりました。
引っ越しをするのは本当に久しぶりのことなのですが、今、やるべきことの多さに呆然としています。
ただただ呆然としているうちに、引っ越しが決まって早1か月となります。
新居の手配、新居に足りない家電、家具の購入、電気ガス水道の契約、住民票の異動、各所への住居移転手続き…、考え出すときりがなく、このままでは必ずどこかに漏れが出ると感じ、昨日、引っ越しが決まったらやるべきことのTODO本をネットで注文しました。
1か月前にはこれをやりなさい、2週間前にはこれをやりなさい、と事細かく書いてあるようなので、本に記載してあるとおりに淡々と取り組めば、何とか引っ越しを完了できそうです。
変にオリジナリティを出すと失敗しそうなので、その本の指示通り動こうと決め、現在、その本の到着を今か今かと待っているところです。
この本の購入を決める前に、「もしかして、引っ越しに伴うすべての手続きを一括して代行してくれるサービスがあるのではないか?なんとかしてこの大変な局面からまるっと逃れられるのではないか?」と思いつきいろいろ調べてみたものの、私の検索能力ではヒットせず。
こんなことをしている過程で、ふと気づいたことがあります。
離婚問題を抱えているお客様の中には、離婚の話し合いをする前後、調停申し立てをする前など、それぞれのタイミングで、そのときお住まいの家から引っ越し、別居を開始されるというかたがいらっしゃいます。
ご依頼いただいている最中に、「転居先が見つかったので、〇日に引っ越します」などとご連絡を頂くこともあります。
そんなとき、私は、「じゃあ、ここから1、2週間は転居先での生活も落ち着かないだろうな」とか「引っ越しにはお金もかかるし、荷物を詰めるのにも時間がかかるだろうな」などと想像し、「しばらくは落ち着かなくて大変ですね」「お疲れになるでしょうから体調にも気を付けてくださいね」などとお声掛けしていたのですが、いざ、自分がその引っ越しに直面してみると、「大変」なんてもんじゃない大変さを実感しています。
そして、相手との離婚問題が紛争化し、それだけでも頭がいっぱいになってしまって当然なのに、それに加えて、日々の家事、育児、仕事などに追われながら引っ越し先を確保し、引っ越しの準備をし、必要な諸手続きを期限までに行うということがどれほど大変なことか、全く想像が及んでいなかった自分に気づかされました。
これから年度末を迎え、お子様の入学、進学や職場の異動等のタイミングで引っ越して別居がスタートするというかたが多くなるかもしれません。
私が、引っ越しに伴う手続きをだれか一手に引き受けて代わりにやってくれないかなと思ったように、今抱えている離婚の問題について、だれか責任を持って引き受けて、自分にとって最善の条件で決着をつけてほしいと思われるかたもいるかもしれません。
そのお気持ち、わかります。
とはいえ、離婚に関しては、一つ一つの選択、決断をしていくのは、どうしてもご自身でしていただかざるを得ず、弁護士が、これらを代わりにやるということはできません。
でも、弁護士は、一つ一つ、最善の選択、決断ができるように、選択の意味、各選択をした場合のメリット、デメリット、代理人の立場からのお勧めとその理由などを丁寧にお伝えしていく中で、最善の選択、決断を迅速に行い、できるだけ早く目標とするところに到達できるよう、伴走することはできます。
それによって、お客様が、同時並行で進めなくてはいけないお引っ越しやお子様の対応等に多くの時間とエネルギーを注げるようにサポートすることができます。
おひとりで抱えて進めていくことはとても大変なことです。
ぜひ一度お気軽に弁護士にご相談ください。
私も、現実逃避をするのはやめ、いつか、お引っ越しを控えたお客様に、お引っ越しはこんなスケジュールで進めれば効率よく進められますよ!と、法的アドバイス+αの安心をお届けできるようになるための試練ととらえ、3月の引っ越しを乗り切りたいと思います。
初回相談60分無料※ ※ ご相談の内容によっては、有料となる場合もございます
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