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<h2>子どもの夏休みといじめのお話</h2>
我が家の高校生は来週から夏休みになりますが、すでに多くの小中学校で夏休みに突入したのではないでしょうか?
親の立場からすると、子どもの夏休みっていろいろ思うところがありませんか?
私は、朝のお弁当作りからしばし解放される安堵感がありつつも、結局お昼ご飯の準備をしなければならないというプレッシャーも感じています。
また、せっかくの長いお休みなのだから、私ががんばって子どもが喜ぶイベントをたくさん用意していろいろなところに連れていかなくちゃ、とか、リモートワークをするにも、子どもが家にいると何かと話しかけてきそうで、集中力を削がれるのは困るな、とか、とにかくいろいろここに挙げられないほどに悩みが尽きません。
でも、ひとつだけ思っているのは、4月から始まった新生活も約4カ月経ち、子どもも、心身ともに疲れも出ているだろうなということ。
その生活は決して順風満帆というわけではなく、毎日のように何かしら不安の種を持ち帰ってきていたように思います。
もちろん、そのひとつひとつに私自身も日々向き合い、話し合いを重ねてきましたが、あわただしい毎日でしたから、どこか付け焼刃的な対応をしてきたような気も。
まだまだ消化しきれていなかった不安の種が、この長期休みにむくむくと大きくなって、休みが明けるころには、学校での新学期スタートが怖くて仕方なくなる可能性もあるかなとも思っています。
だから、このお休みは、好きなだけ眠り、グダグダしてエネルギーを充填させ、それから、思う存分子どもが好きなことをめいっぱいやり尽くす日々を見守りながら、その中で、少しずつ、今抱えている不安の種を一緒に明らかにして、それに対して何ができるかを一緒に考えてみたいなと思っているのです。
先日、横浜市の委託を受けた弁護士チームが、過去10年の間に市立学校で児童、生徒が自殺した件を調べたところ、その間に自殺した3人について、いじめによる自殺の疑いがあると判断した旨報じられました。
もしかしたら、4月から始まった学校生活、入学した学校で、または、進級後の新しいクラスで、お子さんがいじめの被害に遭ったということがあったかもしれません。
もし、そのようなことがあった場合、お子さんは、夏休みが明けることを、恐怖に感じて、元気がなくなってしまうこともあるかもしれません。
そんなときは、この夏休みを利用して、じっくりお子さんと話をし、この間に何かできることがないか考えてみることも一案です。
先生方もお休みがあるでしょうし、学校の体制も通常時とは違う上、他の生徒たちも学校に来ないので、できることは限られてくるはず。
でも、お休みの間に、お子さんを取り巻く状況を整理し、いじめ被害の実態を明らかにして、今後、どうしたらお子さんの不安を解消できるか、元気になれるか、そのために、学校に対して働きかけるべきこと、加害児童側に働きかけるべきことなどを具体化していくことはできます。
そうすることで、お子さんの不安な気持ちを少しだけ小さくすることができるかもしれない。
弁護士は、そのお手伝いをすることができます。
もしよければ、お子さんもご一緒にいらしていただき、一緒にお話ししてみませんか?
お子さんの「こうなったらいいな」「こうなるのは嫌だな」の気持ちを最優先に、何ができるか一緒に考え、ご家庭に代わって学校側と話し合いをすることもできます。
ぜひお気軽にお声かけください!
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